と思ったのですが、
ちょっと元気なときも以前よりだいぶ、増えてきて、
そんなときに聴いた音楽も、すこしご紹介しようか、という気持ちになりました。
口角をあげていると、楽しい気分になるって本当なのだろうか。どうですか?
Woods / With Light And With Love
Woods好きなんですが、今作でまたぐっと、好きになりました!
ニール・ヤング爺やBuilt To Spillが好きなかたにもっと、聴いていただきたい。
わたしが言うので本当です。
Bob Dylan / Tempest
今年やっと!生ディランを観ることができました!
で、観たあとに買ったのですが(ふつうは観る前に買うよね)
なんかこう、世の中の仕組みにイライラしたときに聴くと、
おじいちゃんが「ふむふむ、そうかそうか」と、
愚痴を聞いてくれるみたいで、安心してくる、そんなアルバムでした。
次のアルバムも楽しみ。
Real Estate / Atlas
「ロック・バンドは変化していくもの」ということは、よくわかっているものの、
ずっとこんな音をつくってほしいなあ、とおもってしまう、
それは聴く側のわがままでしょうか。
でも変わらないバンドも少しくらいいてほしい、それが彼ら。
と言いつつも、次にどうなるのかも楽しみだったりして。
王舟 / Wang
ひとめぼれ、ならず、ひとききぼれ。
唯一無二のこのうたごえと、わたしの大好きなカントリー・フォークなかんじ。
最初に聴いたときから、すでにもうなつかしい気分になった、
いまいちばんライブを観にいきたいひとのひとりです。
Rachael Dadd / We Resonate
とにかくびっくりしました!
レイチェルのライヴは定期的に観ているのですが、
このアルバムを聴いていると、きっと彼女のなかでなにか、新しいものが生まれた、
もちろん息子シューキくんの誕生もそうですが、
すごく「変化」があったはずだな、それが音にあらわれた!と感じました。
ぜんぜん今年ではなくて、2002年にHonest Jon'sからリリースされた、
トリニダード・トバゴのカリプソのコンピレーション。
このアルバムがリリースされた年にちょうど、ロンドンに行くことができて、
そしてそのHonest Jon'sレコード・ショップにも寄れ、
このアナログがもちろんそこにあって、「買おう!」とおもいつつも、
「今回の旅では、将来お店でおけるような、中古盤を買うんだった、
帰ってからでも買えそうな新譜は、安くなければやめとこう」
...なんてばかなことをして以来、ずっと忘れていた1枚なのです。
カリプソの歌詞の内容はとても、辛辣な風刺がほとんどらしいのですが、
これを聴きながら晩ご飯の用意などしていると、楽しい気分になってきて、
なんだかおいしくできてそうな気がしてしまう、
そんな南国の音楽、カリプソの魅力たっぷり味わえます。
シリーズで何枚かでているので、そのうち集めたい。
そしたらきっと、笑う門にも福来る予感、です。
以上、今年もみなさん、たいへんお世話になりました!
よいお年をお迎えください。
(お店は年末年始も無休で開いております!)