自分は高校卒業後18歳くらいから一人暮らしをはじめ
基本的にテレビのない生活を送っていたので、テレビを観ていたってことは、お金も尽きて又実家に戻ってゴロゴロしていた25歳位の時だったと思う。
その時観ていたのは『The夜もヒッパレ』
歌手や芸能人がリレーでカラオケを歌う。。。そんなバブリーな番組だった。
そんな番組で
当時一番人気のあったと言っても過言のない
安室ちゃんがUAの情熱をカバーしたのをはっきりと覚えている。
調べて見ると司会は三宅裕司。そうそう司会いたいた。
曲紹介に赤坂泰彦。このDJ赤坂の印象が強かった。
安室ちゃんはスーパーモンキーズとレギュラーだったのね。
UAは、当時注目していた藤原ヒロシがデビュー曲をプロデュースしたこともあり個人的には知っていたし注目していた。
けれどまさか、こんなお茶の間に向けての番組でマイナーなアーティストの曲が取り上げられるなんて、それはそれはとても、信じられない光景だったのをよく覚えている。
番組は一応ランキング形式での選曲だったようなので
いわゆる『もうすぐベストテン』的なコーナーだったのかもしれない。
当時自分はCDチェーン店『ヒズ・マスターズ・ヴォイス』の支店で邦楽担当をしていたこともありそれなりに音楽にも情報にも精通していたと思う。
確かあの日は、それこそUAのニューシングル『情熱』が翌週リリースされる夜だったはず。
こんなこともあるんだなーなんて、のんきに構えていた。
ところが『情熱』リリース日、遅番で出勤すると、UAのシングル・12"いずれも午前中に完売。
後から後から在庫確認の問い合わせの数々。。。。
自分は担当者のくせに発売日当日には、現物を見ることなく帰宅することに。
あの番組を観ているタイミングで何か出来なかったのか?
そもそもイニシャル入れる時点で、発注枚数もっと勝負出来なかったのか?
ああ、そうか。これがブレイクか。。。チクショー!
と遅まきながら知った一日でした。
これ以降同じような光景を何度か経験することになるなんて。。。
またの機会に・・・・
H