2014-09-17

Rachael Dadd / We Resonate

Rachael Dadd / We Resonate (国内盤新品CD)

大好きなレイチェル・ダッドの3年ぶりの新作が、大好きなSweet Dreams Pressさんから
届きました!
前作「バイト・ザ・マウンテン」、その後も10インチ「In Our Hands」、
ダンナ様ICHIとの共作7インチもリリース、そして恒例の来日公演と、
元気に活動し続けるレイチェルの待望のアルバムです。

すこしだけレイチェルについてのご紹介。
英ブリストルに在住し、ウクレレやバンジョー、ピアノやギターも弾きこなす才女。
日本人の発明音楽家、ICHIと公私ともにパートナーとなり、
ブリストルと名古屋での生活を続けています。
愛息子シューキ・ジムくんも生まれ、母として、またミュージシャン、
テキスタイル・アーティストとしてもますます魅力を増しているのが、
レイチェル・ダッドです。

いつもそのコケティッシュな魅力をたっぷり含んだ、
手作りのやさしい音楽を届けてくれているレイチェルの新作は、
とにかく「力強さ」が音のひとつひとつにあらわれている感じ!
今までと同じく、アコースティックな音づくりではあるものの、
まるでパーカッションのように、じぶんの体の一部のように奏でるウクレレ、
足首につけられている鈴の音、ピアノやICHIのスティール・ドラム、
タイプライターや、自家製の楽器たち、
それに手や足、声も楽器のように駆使したその音楽は、
まるで古くから伝わる、伝統的なアフリカの民族音楽のようにアーシーでリズミカル!
レイチェルのルーツの音楽とそれらが混じり合って、
まるでどこの国にもないような、でも懐かしいようなメロディを作り上げています。

今年の冬、立川に来日公演を観に行ったとき、
たくさんの子供たちが、レイチェルの音楽を聴いて踊っていたことを思い出します。
誰でもが口ずさめるような、愛嬌たっぷりの音。
そして強い意志。
震災がおこった後、日本でも暮らすひとりの母として、
感じたことを素直に、臆することなくブログにつづっていた、
彼女の芯の通った信念がいまやっと、作品としてできあがったのだなあ!と思います。
ぜひ歌詞の対訳にも目を通してくださいね。

国内盤CDでのみの入荷となります。
お買い上げの方には先着で、未発表曲6曲収録のCD-Rがつきます。
キッチンでレコーディングされたラフなものと、ラジオ・セッションのもの。
この特典も必聴です!



レイチェル・ダッド / ウィー・レゾネイト お店の商品ページ

前作「バイト・ザ・マウンテン」、10インチ「イン・アワ・ハンズ」
ICHIとの共作7インチ(今作に収録の「Make A Sentence」収録)も在庫があります。
ぜひ一緒に聴いてみてくださいね!

お店はこちら→ Classics Records





2014-09-12

秋の日「直感」について思うこと

Untitled

今日はお店のことでも、音楽のことでもないです。
暑かった夏が終わって、少しずつ涼しくなってきたからか、
大切なひとや、いつもこころの片すみに気になっているひとたちが、
みんな体調を崩しているな、心配だな、と思って、
そのひとたちに宛てた、手紙みたいな感じです。

もう5年くらい前のはなしですが、
わたしは今よりもずっと、体調が悪くて、毎日外出できないくらいでした。
部屋にこもったきり、たいしたこともできず、
どうしたら今日いちにち、泣かずにすむか、
いつになったら、昔のように元気になれるのかばかり、考えてすごしていました。
月に2回、カウンセリングを受けていましたが、その度に
「散歩に行きたい、と思うのに、どうしても行けない」
「外に行けないぶん、ヨガを家でやりたいのにやれない」
「編み針にさわることもできない」と、
先生に毎回、こぼしていたような気がします。

先生はよくわたしに、直感について話してくれました。
「最初に感じたこと、それを大切に。じぶんを打ち消さないであげて」
直感とは、じぶんのこと。
誰にも影響を受けていない、じぶんから出た最初のこたえ。
周りの雰囲気やひとの視線や意見、それらに左右されていない、
じぶんだけが知っている、大切にできる気もちのこと。
散歩に行けなかったのは、直感がからだの疲れを知っていたからで、
できないことばかり考えてしまうのは、昔のじぶんや、周りと比べているからじゃない?

ここからはもっと、ずっと前のはなし。
わたしは働いていて、すごく忙しくて、そしてものすごく、辛かった。
もうすぐにでも辞めたかった。
でも辞めなかった。
なぜなら、周りの人に迷惑をかけてしまうし、大人としてどうかと思ったから。
仕事をするのがあたりまえのことだったから。
あの時直感のこと、大切にできていれば、
わたしはその後、こんなに長い間、苦しまなかったかな。
でも先生に、この大切なことを教えてもらう機会にも出会えなかったな。
今はようやく、そう思えるようになってきました。

夏の疲れが、元気な人でもたまっているかもしれません。
呼吸器が弱いわたしは、空気が冷たく乾いてくる秋には、
いつもよりいっそう、カゼに注意しています。
お風呂にゆっくりつかったり、ちょっとピリッとするものを食べたり。
でも「なんか、今日ダメだ〜」というときは、
そのダメだ〜、も大切に。
よし、やるぞ!が自然に出てくるまで、ゆっくりしませんか。
ごろごろしながら、音楽を聴くのもよし。
おっと音楽のはなしが出てきたので、今日はここで終わりです。


2014-09-08

ハロー フロム 本八幡その②

毎回本八幡の素敵なお店や人を紹介するブログの第2回目です!
今回は避けては通れないかなり頻繁にお世話になっている呑み屋さん

そう『づめかん』です!

本八幡に来て1年位たったある日
奥さんが「ちょっと気になる呑み屋がある」なんて言い出すもんですから
からかいついでに行く事に。

おすすめのメニューは100円から
発泡酒ですがジョッキは260円

安居酒屋好きとしては血が騒ぎます!

そしてはじめてお伺いしたいんしょうは

まるでボクシングジムの様。

これもあくまでもおいらの個人的な印象でしかないのですが
プライスの安さを追求するあまり
快適さとかそういうのはどこかに捨てて来てしまったような店作り


ざっとこんな感じです。
わかる人には伝わるし、駄目な人のは駄目な(笑)そんな店です。
しかもチェーン展開していて本八幡〜船橋付近に10店舗くらいあり最近では
(オイラのではなく)有名な食ブログに取り上げられるほど!

串焼き(1本100円3本だと250円)厚揚げ、枝豆(160円)冷ややっこ(100円)などの定番メニューと別にオススメメニューがあり

写真は先日オススメメニューのひとつアゲだし豆腐(100円)
基本100円(税別)最高でも300円!
なんではじめからここにこなかった俺たち!
懺悔の日々がつづきました。

本気でメチャクチャのんでも4000円!(生12杯その他諸々)
ほかいけねーよ・・・・

そんな素敵な呑み屋さんのある街
本八幡大好きです!
(H)

8月の現状(もう9月ですが)

 前職を退職して早1ヶ月が過ぎました。
個人的には有給もあり七月の半ばから家でゴロゴロしていたので
2ヶ月位の感覚です。
無職の日々は正直仕事をしてようがしてまいが
朝は来て夕方になり夜になる。
すーっと2週間位過ぎて行きました。
以前同じ様な状況だった時は、じっとりムシムシ時間のスピードも遅く
部屋でベットに寝転がりながら何回も時計を見た記憶があります。
あせりと無能感につつまれていた26歳のオイラ。

今とりあえず倉庫内作業員として
朝8:00から夕方5:00まで味噌やポカリなどの飲料をピッキングする作業に
従事しております。

転職というか仕事を探す時に
なんだかカッコつけていた、カッコつけていたい自分がいるのに
薄々気がついておりましたが見てみぬふりをしておりました

ここに来てそんな自分と対峙しなければ行けない時が来ました。
というのも今まではもちろんご縁やタイミングもあり
国内展開しはじめたばかりのCDチェーン店や
遊べる本屋さんなど割と他者から見たとき少し素敵だなと思われる様な(思われているだろうな)という職業を選ぶ事が出来て来ました。

本や、CD、にかかわる仕事が本当にやりたい気持ちも、もちろんありますが
それよりもいわゆる3K的な(古!)仕事には就きたくないと
思っていました。
当然ながら今回も本や音楽にほんの少しでも関わりのある仕事に
就こうと思っておりました。

しかし今回の就職活動は年齢的な問題やご縁。
なによりも自分の才能(知能?一般常識?)の無さ、低さを
まざまざと見せつけられることに。
箸にも棒にも引っ掛からないとはこの事をいうのでしょう。

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26歳の頃と圧倒的に違うのは
守るもの、守りたいモノ(人、場所、時間・・・・)ができた事。
いくつかの不採用通知を受け取った時
最初に頭にうかんだのは
福岡の友達の事。
家族と家族との場所を守るために
本当にがんばっている友達。

そしてライブハウスで出会うみんな
彼らの中には先に書いたいわゆる3K(古!)的な仕事をされている方が
少なくは無かったと思う。

そんなカッコいい連中はやっていることがカッコいいから
カッコいいワケではないんだろうなーなんて。

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やってみて思ったのは
今まで感じていた仕事本来以外で抱えていたストレスや悩みが
無いとは言わないがあまり感じなくなった。
そして海から来る風がすごい気持ちがよいって事。

あ、かわいい女の子はひとりもおりません。おばはんばっかりです。(笑)
(H)