2015-11-13

最近入荷のUSロック新譜から

先月今月と、メアリー・ルー・ロード、Paul ChastinとTommy Keeneのライヴに行ってきました。
どちらも我が国ですごく有名ではないけれど、長いあいだずっと、音楽を続けているということは共通していて、ライブはもちろんそのこと自体がとってもかっこよかった!
キープ・オン・ロッキン!これだ。
そこで今回は、「そんなに有名ではないけれど、かっこいいUSロック・バンドの新譜」を集めてご紹介です。

今年再来日したThee Oh Seesとともに、サンフランシスコ・ガレージ・ロックを 引っぱるのが、このThe Fresh & Onlys。
初期ベスト盤みたいなタイトルですが、れっきとした新作です。Anthologyなんて言葉を使っているところからして、もう自信が感じられますがこれがまた傑作!
2008年結成のバンドですが、貫禄があるのは風貌だけでなく演奏もしかり。
まるでナゲッツの時代にタイム・トラベルしたような、古くさくてクールなサイケ・ロックを聴かせてくれます。ストロークスが好きならきっと気に入るはず!
レーベルも以前在籍したCastle Faceに戻ったことで、荒々しさとポップさマシマシです。
今のところ音源は米サイトConsequence Of Soundの記事ページでのみ公開。
リンク先にてぜひご一聴あれ!

同じくサンフランシスコのガレージ・ロックの雄、Ty Segallと共作も作って好評、
カリフォルニアの多作サイケ名人、White Fenceとして活動するTim Presleyと、
個人的にも大好きだった元WoodsのKevin Morbyのソロ1stや、スーパー・ファーリー・
アニマルズのツアー・ギタリストとしても参加するケイト・ル・ボンによるDrinks。
まったく違うタイプの演奏をする2人のギタリストが、意気投合してつくったのは、
ヴェルヴェッツを思わせるようなサイケなサウンドと、ラフ+カントリー風味。
ケイトは「現代のニコ」なんて言われているし、2人のヴィジュアルもかっこよくて、
ちょっとヒップな音楽ファンのみなさんにも気に入られているようです!


(LP) Helvetia / Dromomania (new) Joyful Noise Recordings
みなさんもうお忘れかもしれませんが、今年はBuilt To Spillの久々&名新作が出た記念すべき年ですよ!
そのBuilt To Spillに加入、元Duster(このバンドもよいバンド!)のJason Albertine率いる
Helvetiaの3年振りの新作。今年はBuilt To Spillのツアー前座もしています!
ぎゅんぎゅんに効かせたファズ・ギターがたまらない、サイケ・ローファイ・サウンドで、どことなくLilysやペイヴメントあたりを思いださせてくれます。
60's To 90's!という感じのゆらゆらドリーミー・ポップ、何度も聴きたくなる麻薬的アルバム。

どのタイトルもアナログのみの在庫ですが、CDのご注文も受けております。
各アルバムのタイトル名からお店の商品ページにリンクしていますので、ぜひどうぞ!

お店はこちら→ CLASSICS RECORDS