2015-12-29

2015年 振り返り

月並みではありますが
今年もあと僅かですね。

皆様のブログやSNS等で今年観た映画やなんかのベスト10とか
観るのが好きです。
つい自分でも考えたりしますが
毎年の事ですが・・・・言う程観ていない
聴いていない、読んでない。
でもマネしたい。
って事でダラダラいきます。

ベスト・アルバム
・GOFISH トリオ/よかんのじかん
・NO/落陽
・sekifu/fledbed(2015 再プレス)
・ましまろ/ガランとしてる 12"
・Built To Spill
・Middle Edge/Emotion Freeze 7'
ベスト・カセット
・QUESTIONS AND ANSWERS
・The SESSIONS OF PINK
・THE DEATH/FLOWER ZOMBIES
・SPRAY PAINT
・ミシシッピー・レコード監修The Kinks
ベスト・ライブ
・トミー・キーン
・ポール・チャスティン(スモール・スクエア)
・GOFISH トリオ
・The Knocks (ノックさんがドラムセットにドーンって時とか特に。)
・Office Voids
・Spray Paint(イベント自体が良かったむろんd/i/s/c/o/s,The Death,PP等はここに含まれる。)
ベスト・本
・ぼくの命は言葉とともにある
・福島第一原発事故 七つの謎
・憲法主義 条文には書かれていない本質
ベスト・気になる人
・デイブ・エドモンズ
・御茶ノ水某レコ屋の70'sスタイルの店員さん

こんな感じでしょうか?
記憶が、時系列が前後してだめですね。
選んでみたら去年の出来事だったり。って割には別に2015年リリースでは無い
作品選んでたり。まあ個人の主観ということでお許しを。
ではみなさん良いお年を〜  (H)

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2015 ベスト・ニュース
・ダンナが再就職できた
・それでもおサイフはいつでも空っぽ
・それでも寝袋とテントを持って、はじめてキャンプに行けた
・はじめて出張出店ができた
・友人知人のお宅にたくさん赤ちゃんが生まれた
・ひさびさにハローワーク

◎音楽
新譜はほとんど買っていませんが少しだけ
・Built To Spill / Untethered Moon  あとは来日をしてください
・The Sandwitchies / Our Toast
・Sufjan Stevens / Carrie & Lowell 
・Gofish / よかんのじかん
去年の続きで
・Real Estate / Atlas  ヴォーカルMartinのソロも買いましたがもうちょっと苦みが欲しかった
・Various Artists / London Is The Place For Me Trinidadian Calypso In London 1950-1956
旧譜など
・Sufjan Stevens / Seven Swans
・井手健介と母船 CD-R
・Bonnie Raitt の最初の2枚
・古井戸 / サード ぽえじー 中学3年のときの担任の先生から買い取りしたレコード
・シャムキャッツ / Girl At The Bas Stop

◎ライヴ
・ホステス・クラブ・ウィークエンダーのtUnE-yArDsとReal Estate
・奇跡のMary Lou Lord
・奇跡のTommy Keene & Rockbottomの「Shake Some Action」
・The Knocks
・Sad Horse

◎映画
といいつつ映画館に一度も行かなかったのでDVDを
・フランシス・ハ
・ハル・ハートリーの再発もの
・ここのみにて光輝く

◎本
ダンナと被っていないものを
・ポール・ウィリアムズ / ニューヨーク・ブルース
・植本一子 / かなわない でも読んですごく落ち込んでしまいました
・読みなおした漱石とヘッセ
・いま読んでいる串田孫一の随筆
・クウネルは毎号、隅々まで

◎ラジオ
・土曜ワイドラジオ東京 ナイツのちゃきちゃき大放送 TBS
・Sound Avenue 905  TBS
・たまむすび とくに木曜日  TBS

去年よりも今年が、今年よりもきっと来年がいい年でありますように。(リサ)


2015-12-27

NO/落陽 について書く


彼らの名前を目にしたのは何時頃だろう?
1st CD「東京バビロン」が関西のレーベル『LOVE OVER VOLTAGE』からリリースされた頃だろうか?
小岩BUSH BASHでのライブにBREAKfASTらと共に出演した際に初めて観た様な記憶が。
圧倒的な演奏力とサウンド、そしてキャラクター。
パンク・ロックはもちろん。それ以外から受けたであろうセンスに一発でノックアウトされた。
そして1st音源やライブそれらが、確信に変わったのは
『BLACK HOLE』からの7'「全てが遅れてる」。
レーベル・オーナーである小坂君ともご縁があり自分達のWeb Shopにて取り扱える事に。
更にたげすのThe Deathでの活動が開始され個人的にNOと共に目が離せない存在になって行った。
しかしそんなThe Deathのライブ前にリハーサルを終え会場近くの居酒屋でリラックスしていたメンバーと偶然会い、ほんの少し話をする機会があり
たげすの口からNOが活動停止している事や曲の作り方を見直している事を聞く。
けして全てがうまく行っていた訳では無いのだなとしりほんの少しモヤモヤしながらライブを観た。
それから数ヶ月たち、たげす本人より新作の取り扱いの依頼を頂いた。
期待感の高まるジャケット・デザインはもちろん。
その時サウンド・クラウド上にUPされていた2曲は期待以上の内容だったのは言うまでも無いNOのサウンドだった。
そして今回音源を扱わせて頂く際に個人的にはっきりさせておきたかった
いくつかの事をメールにて質問させていただいた。

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・結成はいつですか? 
2007年です。CUTTERSという前身バンドがいて、4人編成でした。一人メンバーが抜けた事がきっかけで残ったメンバーで結成しました。
 ・活動を控えていた時期があったと思いますがそれはどのくらいですか?
 2015年の頭から6月位までの約半年間はライブを休んでいました。
 ・それはなぜですか? 
今回の音源用の曲作りの為でした。 なかなかライブをしながら曲作りをするというのができなかったのと、ライブ自体がマンネリになっていていけないなと思っていたので何か刺激が欲しかったのもあります。
 ・余談ではありますが当初メンバー3人で共同生活をしていると聞きました。現在も3人で共同生活をされていますか?
 今はベースのたげすとギターのしげる、john doeというバンドの35viciousの3人で共同生活をしています。
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 【たげすによる『落陽』収録曲解説】
 1.泡 
一時期アメリカシアトルのla machine
っていうペタペタなダブみたいなバンドが凄く好きで作った曲。友達にもこのバンドを聴かせたけど誰もコメントしてくれなかった。

 2.チューニング 
しげるの曲なんだけど俺がイメージしてたNOのやりたいことをやってくれてて嬉しかった
 3.ACE 
しげるの曲。歌詞は友達が意外と壮絶な恋愛をしていてそれに感化されて書いた。 映画『ライフオブパイ』を見てなんかその友達の逸話に似てる気がしてそれも参考にした。
 4.庭
 普段仕事をしていてぶつかる壁みたいなことを歌っている。 曲は普段慣れないリズムで作ってみました。
 5.密室 
スクリーマーズ・ミーツ・ワイパーズみたいにしたかったんだけど、思ってた以上にエモくなっちゃいましたね。 歌詞は仕事をしている時に監禁状態みたいになって、その心細さをベースに作った。 ちょうどその時大江健三郎の『芽むしり仔撃ち』を読んでいてより一層孤独な気分に浸りながら書きました。
 6.スコープ
 映画『アメリカンスナイパー』を見て歌詞をかきました。 曲は特に何も考えずに作ってしまったのですが、ディアンジェロを真似しようと思って作った中間の展開がお気に入りです。 



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先にも書いたがパンク・ロックのみにとどまらないそのセンス映画や小説そしてまさかディアンジェロの名前までも・・・・筋金入りのパンク・ロッカーもめちゃくちゃ憧れるが、普段から沢山スタイルの音楽を好む自分にとっては彼らNOの様なバンドの存在は無くてはならないと心底思っているだけに今回の依頼はとにかく嬉しかった事件のひとつ。
本来ならお会いしてお伺いしなければならないところ快くメールでの質問に答えて頂き且つレビュー等での使用も含め承諾してくれた、たげす氏に改めて感謝させて頂きます。(本文中は敬称略させて頂いております。)

お店の商品ページはこちら→ (CD) NO / 落陽 (new)

NO Web Site

2015-12-24

Gofish / よかんのじかん


前作「とてもいいこと」から3年、テライショウタ(Nice View/ネス湖)ことGofishの4作目のアルバム。

テライさんのライヴをはじめて観たのは、2012年、町田の簗田寺で行われた「はるでら」にて。Nice ViewのこともGofishのこともなにも知らずに出かけていったのですが、ロングヘアをお団子にまとめた髪型を見て、きっとハードコアのひとなんだろうな、そう思って観たライヴが、アコースティック・ギター一本と、たんたんとした歌だけのシンプルなもので、ちょっとびっくりした覚えがありました。

コントラバスの稲田誠、チェロの黒田誠二郎の2人が加わったGofishトリオとしてのライヴは、ギターと歌だけのシンプルだった音に、深みと厚み、そしてときに狂おしい熱までも感じさせるものへと変わっていったのでした。
その後リリースされた「とてもいいこと」はその年ずっと、聴き続けて、2012年のわたしのベスト・アルバムのひとつに。
お正月明けの大雪の日に行われた、下北沢富士見丘教会のライヴは、一生残るすばらしい体験となったのでした。ブログに記してあります。→ Gofish 下北沢富士見丘教会 2013年1月14日

Gofishトリオ3人でのアンサンブルは、同じ時間を重ねたぶんだけ濃密、濃厚に、それがこのアルバム「よかんのじかん」
聴けば聴くほどにからだに耳にしみ込んでいくテライさんの歌とことば、
音のいちばん下から支える土のように力強い、稲田さんのベースとコーラス、
そしてとろけてしまいそうな旋律を生み出す、黒田さんのチェロの響き、
この3人でしかつくりだせない3つの弦楽器によるハーモニーと、日常のほんのささいなできごとを綴った歌は、きっと終わらない毎日の、生活のBGMとなることでしょう。
知らず知らずに口ずさんでいたり。
聴いていると脳みそからじわっと、いいものが出てる感じがしてきます。
ハードコアのひとが行き着く歌ものってすごくいいものが多いなあ、って思うんですがどうですか?激しさを知るからこそ、静と動の混在がバランスよくいくのかもしれない。
「祈りと祈りのすきまから」と「ライヴアルバム」の2曲が特に好き。
このアルバムもまた、長く聴き続けることになりそうです。

お店の商品ページはこちら→ (CD) Gofish / よかんのじかん (new)
お店はこちら→ CLASSICS RECORDS




2015-12-04

第3回クラフト開放市に出店します!



さて、今年も残すところ1ヶ月となりました。
この度、新代田にあるライヴハウスFEVER併設のカフェPOPOにて開催される、
第3回クラフト開放市に出店することとなりました!
「クラフト開放市ってなに?」
わたくしも前回の解放市には、お客さんとしてうかがいまして、
毛糸やら手芸の材料、古着になんやかんやと買い込みまして、とっても楽しみました。
主宰されているのは知る人ぞ知る、渋谷手芸部のメンバーの方々。
今回、大ファンの編み物作家ミクラフレシアさんからお誘いいただいて、
クラフトのアイディアあふれる空間に、音楽をご提供しに参ります!
お店で扱っているレコード、CDや古本はもちろん、
ウェブに掲載していないB級品やジャンク古雑貨、その他こまごま持っていきます。
わたしが糸やら布やらをいたずらした?、なものなども。
そして、会場ではワークショップも行われます!

*手描き手ぬぐい ←楽しそう!!
*はじめての太極拳 ←一度やってみたかった!!
*ドリームキャッチャー作り ←前回もとってもおもしろそうだったな〜

ワークショップは事前にご予約が必要ですので、お忘れなく→ こちらまで

もちろんPOPOのおいしいお弁当やドリンクもいただけますよ!
音楽関係ではもう一店、DISCOS PUPKINさんも出店されます。楽しみ。
年末のお忙しい時期&ライブもたくさんある土曜日ですが、ぜひぜひお越し下さい!

第3回クラフト開放市
日時:12月12日(土)12:00〜16:30
場所:新代田POPO 京王井の頭線新代田駅からすぐ
入場無料 ワークショップはそれぞれ¥2.000(ワンドリンクつき)


2015-12-03

最近のオレ 気がつくともう12月

某月 某日

オイラはパンクスじゃなくてただのパンクが好きな人
ここからはじめる。

某月 某日

夜中に身体中の痒みで目が覚める
というより眠れない。
以前からアレルギー体質
そしてそれらからのアトピー性皮膚炎や
ほぼ完治したが幼少期は喘息や鼻炎に悩まされてきたが
ここ数年意識して生活して来た事もあり
それらで困ることはほぼ無かった。

それだけに
正直恐ろしい気持ちも無い訳ではなかった
服をはだけると
あらゆるばしょに発疹が。
それは雨戸の越しの薄ぼんやりした視界でもはっきり認識できた。
幸い常備しているぬり薬があるので
それを身体中に塗りたくる。

水をのみ再び就寝。
しかし以前と違い
痒みがおさまらない

朝病院の受付時間開始に滑り込むように
近所の行きつけの皮膚科へ。

先生にみてもらい薬も処方していただき
少し安心し、なんだかだるいカラダを引きずる様に仕事へ。

だいぶ落ち着いき安心。

帰り道、憂さ晴らしに
レコードを数枚購入。

アレルギー持ちはビールが一番いけないと
以前お世話になった皮膚科の先生の言葉を思い出しつつ今日も呑む事にする。