2018-03-29

俺の棚からひとつかみ ④ 『Betty Blue』OST

やばい。

頓挫するとこだった。

と言いつつも、下書きノートが見当たらない!

俺の渋谷系の一枚。

横浜のHMVにバイトで入ったとき

真っ先に着任したのがワールド/サントラ部門。

なんのこっちゃ。

正直な第一印象。

こちとら当時盛り上がりを見せていたUKインディーを扱いたくて仕方なかったのに・・

が。しかしこの時レゲエの面白さを知ったり、ジャッキー・チェンと読めそうな綴りで

ジャッキー・チュンと読むアーティストがいることを知れて

とてもためになった思い出。

渋谷系なるものの胎動期。

サントラのCDを買う方がいるなんて、思いもしなかった。

歌い手がて、語り手がいて初めて成立するのがRockと思っていた。

したら

なんの

売れる。売れる。

フリッパーズギターのサンプリングした『セソ・マット』効果も少なくはないかも知れな

いが。

というわけではないが個人的にこの1枚。

あまりにも切なく。

あまりにも悲しい。

そしてあまりにもエロティックな名作のサウンドトラック盤。



2018-03-26

Popo Night Market Vol.2参加します!


いつもFEVERでのライヴで!そして「クラフト解放市」に参加させていただいて
お世話になっている新代田POPO (FEVER併設) で開催される、
Night Marketに今回参加させていただくことになりました!

出店されるみなさんはクリエイターの方がほとんどなので、我々は異色ですが、
新代田FEVERといえば、いつもサイコーなライヴが観ることができるライヴ・ハウス。
お声をかけてくれるPopoのゆめちゃん、ありがとう!
ライヴに行こうかな!っという感じでぜひご来場ください!
今回も出店されるお店は、みんなとってもハイレベル、素敵なお店ばかりなので、
ハンドメイド好き、ロック女子のご来場をお待ちしております。

世田谷の夜桜を眺めつつ、ぜひ足をお運びください。
あと、ご近所にお住いの方、これ持ってきて!リクエストもお願いします。
送料&お値引きありますぞ!

Popo Night Market Vol.2
2018年3月31日(土) 
京王線 新代田駅1分  POPO
16時から23時 (当店は少し早めにお店を閉める予定です。ご了承くださいませ)

2018-03-14

俺の棚からひとつかみ ③ 『THE FRANK AND WALTERS/After All』

90年代後半。渋谷系ど真ん中にいた自分。

あ。違う。渋谷のど真ん中で働いていた自分。

そうH渋谷の邦楽コーナーに僕はいた。

だから少しは渋谷系を語る資格はあるのかなぁなんて・・・・

しかし。

しかしだ。

実はあそこは同じ邦楽コーナーの中で

(伝説のバイヤーOさんが始め、のちのスエミツスエミツだっけ?ミッちゃん元気?最後喧

嘩別れしちゃったね!にバトンタッチした瞬間の着任なので、Oさんとは直接の面識はない

ですが)イケイケな渋谷系コーナーと

いわゆる普通の徳永英明とか売っていた邦楽コーナーが存在していたのです。

で、ぼかー後者です。

いけてない方。いけてない方で、グズグズしてました。(当時の皆さんスミマセン。)

なんで語る資格はないかもしれませんがまあまあってことで。

で、改めて渋谷系って考えると実はあのH時代の頃、すでに末期というか過渡期というか

次の形態に変わっていた様な。

ピチカート・ファイブにフリッパーズ・ギターそしてオリジナル・ラブ

(等だいぶ、ざっくり・・)から派生したようなサウンドのバンドが、後から後から

普通のと言ったら失礼かもしれない、普通のバンドまでが『渋谷系』と括られ始めた。

そう、どちらかといえばそれから遡ること数年が最高潮の瞬間だった。

各国(特にイギリス)から届くご機嫌なサウンド。

それらを探し手にいれた瞬間の高揚感。

特にまだHに入社前に国内大手CDチェーンである新☆堂でバイトしてた。

(こんときも友達がCD買う際勝手に社販とかして怒られてました。スミマセン)

その時知り合ったM君やF君らと渋谷によくレコード買いに行っていた時期が

一番面白くかつエキサイティングだった様な気が・・・します。

(余談ですがフミさんを知ったのもその頃)


そんな時、いつものレコ屋ツアーの際、F君がうわごとの様に『FRANK  AND』『FRANK

AND』・・・『きっと次はこれが来るんだよ!』とつぶやきながらレコ屋に駆け込み

店員さんに『FRANK  AND WALTERS』ないですか?と質問。

店員さん『は?なんですか?わかりません』

そんな会話を横で眺めていた思い出。

まあそれはそれとして。

結果的にも、個人的に渋谷系といえば『FRANK  AND WALTERS』は外せません!

現在も活動中の彼ら。1stアルバムからのカットはいずれも名曲。

ジャケットのデザインも統一され好感度UP!

曲によってはエドウィン・コリンズのプロデュースもありますが

今作はイアン・ブロウディの鉄壁ともいうべきプロダクション。

ガタゴト道を走るオンボロなトラックの様な荒削りな3ピースサウンド(おまけにシャッフ

ル・ビート)は

今でも(いつでも)僕の心に響くのです。




2018-03-12

俺の棚からひとつかみ ② 『The PRIVATES/君が好きだから』

The PRIVATES1stシングル!

今でも現役。

当時「気まぐれロメオ」を聴いた時は、驚いたな。

あと「シェリー」も。

「尾崎かよ!」ってツッコミを入れたり。

熊本に住んでいた頃、ニートビーツ他と久しぶりにライブを観た時は

自分の印象とは違いガラッとソリッドになっていた。

でもやはり僕はThe PRIVATESといえばこの1枚。この1曲。

ただのガレージ、ロックン・ロールの半歩くらい先行くサウンド。

南部も良いしゴリゴリのガレージサウンドも良いとは思うけれど

やっぱりね。

このオリジナリティあふれる彼ら流のロックン・ロールが最高!

あとこのフォントの右下がりな感じもたまらない。








2018-03-10

俺の棚からひとつかみ ①『Ride/Tarantula』

確かに彼らの1st『Nowhere』は、名作且つ『シューゲイザー』なるジャンル(?)の代表的1枚に。
特に「Dreams Burn Down」のなんと美しいことか。
最近では見事に復活
来日公演も最高だった様。

部屋のCD棚を整理していたら出てきたアルバム。『Tarantula』なんと4枚目。

すでに『シューゲイザー』な面影はほぼ皆無。

オープニング。問題曲「Black Nite Crash」

ジャンピンジャックなナンバーから

時にアーシーな雰囲気(マラカスがそう思わせるのかな?)まで。

そこには、まるで70'sなストーンズ・ライクな彼らの姿が。

これはこれで悪くない。いやむしろ最高。

未聴のシューゲイザー、そしてRideのファンの方ぜひ、御一聴を。