2014-06-08

The New Mendicants Japan Tour @ Shibuya 7th Floor


なつかしい歌声に、会いにいってきました。

ノーマンには同じ場所で、グラスゴーの3人衆として去年会ったばかり。
ジョーについては、
ジョーのことになると、わたしは少し感傷的になってしまうのでまた後で。
Teenage Fanclubと、Pernice Brothersという、
大好きなバンドのメンバーが、こうやって一緒に日本にやってくるなんて、
こんな素晴らしい奇跡みたいなこと、いったい誰が想像しただろう!

メガネのおじさんふたりが、ならんですわって、
いままでずっと、お互いがこつこつ作り上げてきたポップ・ソングに
尊敬と友情と、その歴史に敬意をはらいながら、
ハーモニーをかさねあわせていく。
アコースティック・ギター2本だけを伴奏にして、
ノーマンのヴォーカルが、円熟してとってもいい味をだしていること、
ジョーの声がむかしと、ぜんぜん変わってないことに気づいた。
あんまり変わってないもんだから、
毎日のようにジョーの歌を聴いていた、20代のころの思い出が
いっしょになって戻ってきて、ちょっとだけ泣いた。

台風のときこわれるかとひやひやした、田んぼのなかのアパートのこと。
ウォークマン聴きながらバイクで走った、お店までの国道。
いっしょにはたらいて、遊んだみんなのこと。
たくさんの楽しい思い出と、たくさんの辛かった思い出。
人生のある時期にぴったりと寄り添っている音楽は、
もう音楽という枠をこえて、わたしの一部分でもあるのだ。

そんな大切なことをおしえてくれた、素敵なライヴでした。
ノーマン、ジョー、本当にありがとう!
音楽ってやっぱり最高だー







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