2016-10-23

以前から思っている事(後編)

前回のブログをまとめると
なかなか最近はライブに足を運べずにいるが
『自分達が本当に「良い」と思った音楽だけを扱う事が何かしらのサポートになるのでは?』というのがひとつ。
もうひとつが
『一度細分化につぐ細分化されたパンク・パワーポップそしてロックンロールが
もう一度同じステージで音楽を鳴らすときが来ないのか?』
RANGSTEEN/HIGH LIFEこの二組はかなりその答えに近い気がする。

彼らとの出会いはほぼ同じ時期のはず。

正直、革ジャンきてリーゼントして「ロケンロー」とか「シエケナべべー」とか
敬遠していた時期がある。
古くさいなーって思っていた。(彼らの事では無くスタイルの話)
もし今タイムマシーンがあるなら真っ先にその頃のオレの所に行き
後ろからカンチョーしてやりたい。

確かに中にはそれだけなバンドもいる。しかし決してそれが悪いとも今なら思わない。

彼らは一見そんな普通の(一部の人が描く)悪い意味でのロックンロール・マナーに乗っ取っている様に見える。
が、しかし。

彼らのサウンドに触れる時、大げさでは無く
なんとも言えない感情が心の奥底から爆発し溢れ出て来る。
いろいろと、過去のブログで書き散らかしているから
良かったら読んでください。『High Lifeについて書く』
"I LOVE TO ROLL"』等

一番ぴったりな表現は片岡義男の名著『ぼくはプレスリーが大好き』から引用したい。
『心が爆発している』。また、60年代ディランは「ボクのなかでいろんなことが同時におこっている」と述べてる。

まさにそんな感じ。
ジャンルとかスタイルとか一気に吹き飛ばしてくれるサウンド。
彼らは、どんなスタイルのサウンドのバンドの中でも、彼ら独自のサウンドを鳴らす。

そしてボクの中で大切なのは、分母は(もちろん)『ロックンロール』って事。

未聴の方は是非聴く事をお薦め致します。

(H)



















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