2016-10-20

以前から思っている事(前編)

少し間が空いてしまった感ありますが
9月の末から10月の初めにかけて
個人的に、ロックンロール!と思える様な出来事が多発。

時系列は前後しますが、前職の人事異動にて福岡に住んでいた頃
その存在を知り自分なりにアプローチし
(編集結果的には若干問題点や改善点、何より自分の世間知らずな部分が浮き彫りになったけれど)何とか仕上げたZINE『OUR PLACE』Vol,1にて記事を掲載発行し
(実は)あわよくばライブ音源や新録の音源をカセットにて特典として付ける事を
メンバーのNEATERに交渉。しかし彼らのパンクに対する、そして何よりも7'や自分達でリリースしたいという思いに感服し音源の件は頓挫してしまったXL-Fits。
その後自主制作されリリースされた7'は、ただただ情報を後から後から後追いするだけ
『Record KNOX』より購入するに留まった。
今回は以前から関係のあった『EPISODE SOUNDS』からのリリースと知り
ビスコ氏に連絡。
勝手な思いこみではありますが、気分は親戚のおじさん。
予約のメールや注文のメールが来ると、とても嬉しい。
サウンドも1stシングルをさらに深化、進化させたクレイジーなサウンドに
笑いも止まらない。
アメリカのオルタナティブ・ロックバンドWilcoのTシャツを着ていたボクに
「ウィルコ・ジョンソン良いよね!」とNEATER。
ボクはそんな彼が(一方的に)大好きだ。
彼もボクを覚えていてくれたらそれだけで十分。

時、同じくして京都から
The Sessions Of Pink宮田君(以下TSOP)から7'のリリースに関する連絡を頂く。
今回のリリースはスプリットシングルとの事。
その相手は、なんとThe Zip!

初めて行ったココ吉にて1st DEMOを購入。
噂にはきいていたが、こんなバンドがいるんだ!と感動した彼ら。
話は更に、前後する。
先のZINEを制作し配布したおかげで自分でもびっくりするくらい関係が広がった。
そのZINEを真っ先に「欲しい」と興味を示していただいたのが
ビスコ氏そしてPOP'N アツシ氏。
で彼が携わっている『POP'N ROLL FUNZINE』へと行き着きそこでThe Thamesを知る。
そのThe ThamesのメンバーであるABE氏の新バンドが、The Zip!

以前から思っていた事とは
一度細分化につぐ細分化されたパンク・パワーポップそしてロックンロールが
もう一度同じステージで音楽を鳴らすときが来ないのか?ということ。

しかしここに来て
個人的に良いと思える兆しが見え
且つ
そんなバンド達の音源を自分のお店で扱えることの素晴らしさ。

FLASHLIGHTSのアルバムリリース辺りからその兆候はあった。

彼らが梅田にて参加したイベントのラインナップにはThe Zipをはじめ
来月、漫画家・イラストレーターである本秀康氏の『雷音レコード』よりリリースも決定している台風クラブの姿も。
常々彼らの様なバンド同士が対バンするとお互いにより音楽性もファン同士も影響しあうのでは?
もっと(別に大メジャーにならなくとも)大きなうねりになるのでは?と
思っていただけに、こんな組み合わせのイベントが行われる事の羨ましさよ。嬉しさよ。

そして宮田君のバンドTSOPも
彼が今まで、参加もしくはエンジニアリングなどを努めてきた
最高なバンドの雰囲気を感じさせながらも、正にモッド魂炸裂なサウンド。
高円寺ペンギン・ハウスにて収録された『in Concert』を
リリース時にサラッとプレゼントしてくれたのは、現在のカセットテープ・ブーム(って言うのは抵抗ありますが)それを予見していたかの様なタイムリーな出来事。
今回リリースのシングルも、そのスリーブは、まるでV.I.P.'SらがリリースされたNEO MODレーベル『ROK』を彷彿させるデザイン。
スリーブ内側のナンバリングやメッセージ。とことん最高な1枚。
ぼくらは、イニシャルよみ間違えて慌てて追加オーダーした位だ。

最近店舗経営の難しさを目の当たりにしていただけに
憧れのバンドや、友達(と、言わせてもらう)のバンドの音源を
自分の店舗で扱える事の嬉しさは、計り知れない力になるんです。
そんな素敵な場面はまだまだ続く。。。。
(H)









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