本当は『波』が読みたかったんだ。
数日前SNSの投稿で見かけた
タモリさんが書いた『スタン・ゲッツ 音楽を生きる』の書評が
読みたかった。
仕事柄、書店に足を運ばない日は週末位だ
下手したら、週末だって飲み屋に行く前に書店には、足を運ぶ。
なので、例の投稿を見て以来
毎日、書店のレジ前や、出版社の広報誌コーナーをくまなくチェックした。
それでも『波』はなかった。
「知ったのが、遅すぎたのかもしれない」
「SNSの拡散力のせいか」などと自分を慰めた。
しかし広報誌は『波』だけでは無い。
朝日新聞出版『一冊の本』や講談社『本』
数年前になくなってしまった大修館書店『辞書のほん』
実は、各社毎月内容の濃ゆい冊子を発行していて
手に入れないのは、もったいないほど。
で、今回は筑摩書房『ちくま』2019/9 No.582を手に入れ帰宅。
ペラペラ眺めてみると
ブレイディみかこ のコラムページが。
ブレイディみかこ
正直最近一番嫉妬してしまう書き手の一人。
良く奥さんに、なんであなたが嫉妬するのさ?と
言われるが興味のある分野で、才能がある人を見て
嫉妬しない人の方がどうかしていると俺は思っている。
悔しく無いか?俺だけか?
ああ脱線。
実はこれ俺流の褒め言葉なんだ。
特に彼女の文章は、裏も表もない、誰にでも手を差し伸べてる感じ。
手は差し伸べてないかもしれないけど、誰しもを同等に表現・批評する感じ
本当にどうしようもない状況の中にいながらも
ダメなものは、ダメなままで
でも『世界は美しい』のかも?と思えてしまうところ。
話題の新刊も読んで見たいと思っていた。
今回のコラムも22回目らしい。
なんだかんだ言いながら来月も『ちくま』を手に入れて悶絶するのだろう。
俺はそういう奴さ。
※本文中は、敬称略させていただきました。偉そうにすみません。
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