僕が音楽を聴く(好きになった)切っ掛けかは正直忘れてしまいましたが、どういう訳か
音楽を聴くと気持ちが高揚する事を7,8歳の頃に感じたらしく今にいたります。
冷静に分析すると、おそらく発信源はTVKテレビの『The Monkees Show』の再放送が
切っ掛けかと。
母親は未だに
あのときあのポータブルプレーヤーさへ
買ってやらなければ・・・と後悔しているようです。
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行ってきましたボブ・ディラン来日公演!
以前よりかねて噂(議題)にあがっていたのが、原曲がわからないほどのアレンジ
せっかくなら一緒に歌ったり、自分のディラン体験と重ねあわせたり
したい・・・・。もちろん僕だってしたい!
ところが!僕は、正直まったく気にならなかったです。
てかオリジナルアルバム全部きっちり聴いてた方ってほんの一握りじゃないかな
自分も今回のレーパートリーをしめる
「テンペスト」すら聴いていないで挑んだライブ。
それらが彼ディランの音楽性やキャラクターを作り上げるのに一役かっているのは理解できました。
が
まずは自分が飽きないよう(飽きないというと語弊があるかもしれませんが)
しかし曲(作品)としては、文句がつけられないほどの完成度でもって
観客に披露してくれている。
メンバーの演奏や佇まいもカッコいい。
中には若干19歳でデビューしボクらにはチャリ坊の相性でおなじみの
チャーリー・セクストンの姿も、そんな彼も今ではセクシーさもありつつ
ディラン・バンドの一員として貫禄すら漂わせておりました。
彼がzeppクラスのホールを指定しかつそこで約2週間公演をおこなうことが
まずすごい、周りにいらした音楽ファンは「すげーすげー」と大騒ぎ。
つれの女子に今までかれが行った伝説的なライブについて語る語る。
しかしオンタイムではじまったライブで開演前熱く語っていた彼らは閉口してしまいました。
そう
ディランのライブをつまらないだの、難解だの言っているのはきっとこの層だと思う。
大騒ぎしているのはスーツのおじさんやボクら。
今までどれだけ彼の音楽に触れて来たか・・・
正直自慢話ですが、いいでしょ?
うらやましいって思ったあなたは聴き込みがたりんのですよ。
カジュアルに音楽を扱い過ぎなんですよ。
とはいえ
いろいろな方がディランってだけで
13000円もだしてアレだけの人数集まるってことは
まだまだ
この国も捨てたもんじゃないのかもしれません。
(H)
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