2014-03-31

『GET ACTION』について書く

http://www.get-action.net/

無事に公開の延長も決定し、名古屋や大阪、福岡でも公開が決定して
いる様です。

以前もTeengenerateについて散文の様な駄文を書いたけれど
改めて。

映画、パンフ共に一番印象的なのは
これまでほぼ語られる事のなかったFink氏の言葉や思いが
聞けた事にあると思う。
何をどうってのはこれからふれるであろう方々も沢山いると思うので
明言はしませんが
僕は観て良かった。(あたりまえ。)
ただ間違った考えだと我ながら思うけれど
パンクのレコード手放してしまおうかと(思いとどまったけれど)思った。
Bomp!のグレッグ・ショウが新しい音楽は聴かない過去のものだけで十分と
言ったとか言わないとか。賛否は別として
同じ様な気持ちになった。
彼(ら)がTeengenerateを通して表現したかったモノや事は
その音楽(サウンド)を通して(本編でも語られておりますが)ほんの少しづつ
ぼくらに呈示されていたのにもかかわらず
ぼくはその大部分を当時見失っていた。

「パンク」というキーワードに振り回されて。

もちろん今だって「パンク」は好きだ。
しかし彼(ら)がいつだってクリエイトしたかったのは
単純にRock'n Rollだったはず。
もっというとその細かなジャンル分け、ジャンル論みたいな処から
一番遠い正反対の場所で鳴らされていたサウンドだったのではないかと
しかしまわりで指をくわえている自分の様な奴が
彼(ら)の手枷足枷になっていた様な気がしてならない。

矛盾しているようですが
ぼくはTeengenerateはパンクだと思ってます。
しかしパンクってのはあくまでも分子であり
分母はつねにRock'n Rollであるべき。

リアルタイムでライブを観るチャンスは何回かあったが
結果一度も観ずに昨年の再結成ではじめて生のTeengenerateに触れ
このタイミングでこの映画を観る事が出来て
個人的には最良のタイミングだったと今は思える。

(H)

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