2015-06-19

ご予約受付中の新譜について

梅雨の長雨まっただ中、いかがお過ごしでしょうか。
今月末から来月はじめにかけて、いろいろオススメの新譜が入荷します。
ご予約も受けつけていますので、ぜひご連絡くださいね!

Gofishトリオと柴田聡子 10 inch   SD10-002  2015年7月1日発売
「聡子が投げ、Gofishが受ける。Gofishトリオが逃げ、柴田聡子が追いかける」
なんて魅力的なキャッチ・コピー!
Gofishトリオの東京でのライヴで共演したことがきっかけで、
柴田聡子さんが名古屋に行く度に、対バンし、交流を深めた2組のアーティスト。
まるで遠距離恋愛をはぐくむようなその軌跡が、共作というかたちになりました。
個人的にも大ファンな2組の共演は、見事な化学反応をおこしていて、
今まで聴くことのできなかったGofish、そして柴田聡子のうたを聴くことができます。
GofishことNice Viewでも活動するテライショウタ作の「ねがい」、
そして柴田聡子のペンによる「思い出が消えちゃった」「長い歌」収録。
初回特典のCDには、「君の瞳に恋してる」「風の谷のナウシカ」のカヴァーも!
この共演作発売記念にライヴも行われます。くわしくは→ こちら
Gofishトリオは昨年1月以来の関東でのライヴですので、ぜひぜひ生体験を。


Never Young Beach / あまり行かない喫茶店で RHION-10 7 inch  2015年6月26日発売
7月3日発売に変更
朝いつも聴いている、FMラジオから流れてきたのは「どうでもいいけど」。
そういわれると、小さいことが本当にどうでもよくなるなあ!とおもっていたら、
雷音レコードから7インチのリリースのお知らせが来ました。
このゆるゆる海岸系サウンド、猛暑きびしい日本の夏を涼しく、暑く?してくれそう。
A面はアルバム・ヴァージョン、B面は「散歩日和に布団がぱたぱたと」別ヴァージョン。
雷音レコードさんの在庫は終了とのことで、お求めになりたいかたは要予約です!

「Girl In A Band キム・ゴードン自伝」キム・ゴードン著 2015年6月末発売予定
ソニック・ユースのライヴを観たのは確か、2009年、10周年だったサマー・ソニック。
あのとき、誰がソニック・ユースの終焉のことを予想できただろうか...。
バンド結成から当時のニューヨークの音楽シーンとの関わりはもちろん、
幼少期のことや、家族、そしてサーストンとの離婚、バンドの解散について。
性別をこえて「かっこいい」ミュージシャンとして愛されるキムが、
自分の人生について赤裸裸に語る、注目の自伝!
(「ソウル・メイトと信じていた夫の裏切り」って見出しが突き刺さります...)

Dawn/Shipyards / Split 12 inch + CD  DEBAUCH-009 2015年6月27日発売予定
2002年に青森で結成、その後活動停止〜メンバー・チェンジをはさんで上京、
オリジナル・メンバーにて活動を再開した3人組DAWN。
後期DCパンクから影響をうけた、硬派なロック・サウンドがアツイ!
そして2008年八王子にて活動したSuffering From The Caseを前身にし、
アルバムも2枚リリースしメンバーも公認する「日本のスーパーチャンク」SHIPYARDS。
共に3曲ずつ収録した12インチと同内容のCDのスプリットです。
レコ発ライヴもありますよ!詳しくは→ DEBAUCH MOOD

今回、レーベルのDEBAUCH MOODさんから音源を送っていただき、
当店のお店のカラーにぴったりかな、と思い新譜取り扱い決定しました。
どちらもPUNK、そしてUSインディ・ロック・ファンに気に入ってもらえると確信!
まだバンドの名前を知らなかったり、聴いたことがないかたにこそ、ぜひ聴いてもらいたいです。

上記4タイトルのご予約はメールにて承っております。
なお1タイトルお一人様1枚までとさせていただいています。
タイトルとお名前、電話番号をご記入ください。全タイトルの予約メールは→ こちら 

とても小規模に、少人数でウェブ・ショップを運営していますので、
レーベルのかたや、バンドのメンバーのかた(←特に!)から、
直接ご連絡いただけると、こちらもとてもうれしいです。
すべてにお答えすることはできませんが、お店のジャケット並びを見ていただいて、
これは!というかたはぜひご連絡ください。

お店はこちら→ CLASSICS RECORDS







2015-06-13

最近のオレ 6/13

自分が貧乏だってわかったのは小学生のころ。
友達の誕生日パーティー(当時流行っていた)によばれた時のこと

ボクは貧乏の上、世間知らずだった。
彼の誕生日プレゼントを選ぶため近所の文房具屋へ
その文房具屋さんは、それこそジャンプからガンプラまで
当時近所に住んでいた少年達のつどいの場でした。

店内を徘徊すること数十分
緑色のインクのボールペンを見つけ
且つ試し書きをした瞬間の感動。
コレしか無い!と当時1本60円の緑のインクのボールペンを
購入し彼の家に向かいました。

で。その日のパーティーがはじまり
お呼ばれしていた連中がつぎつぎに
プレゼントを手渡しているその様をみた時
自分の準備した物の
いかに、さみしい物か
いかに、恥ずかしい物か
いかに・・・・・

ボールペンは渡せませんでした。(笑)



2015-05-22

新入荷からひとつかみ

最近、お店の商品についてのブログを書いていなかったので、久しぶりに書きますね!

以前は新入荷のたびに、こちらでお知らせしていたのですが、
アイテム数が多くなると、とっても重たくてページが開けなくなってしまうので、
少し前から、アイテムのタイトルや音源をポストしていくタンブラーを作っています。
CLASSICS RECORDS TUMBLR
こちらもぜひご覧下さいね。
ではでは、最近の入荷CDより棚からひとつかみ!川´З`)


サム・ビームことIron And Wineの初期未発表音源集です。
デビュー・アルバム製作時に、収録曲とは別につくった曲を、
自宅にて4トラックのテープで録音してあった音源ばかりです。
以前発売された2枚組裏ベスト盤「Around The Well」とおなじく、
テープの荒いおとならではの質感が、より歌の魅力を際立てています。
今年最初ごろに入荷するはずが、たいぶ遅れて入ってきましたが、
これからムシムシする梅雨の季節に聴けば、こころ洗われるような気分になるかと思います。





デヴェンドラ・バンハートらとともに、一時期「フリー・フォーク」ブームを
盛り上げたSSW、アンディ・キャビックによるVetiverの新作。
こちらも初夏から夏にかけて、ぴったりくるさわやかなサウンドです。
以前よりもいい意味で軽い仕上がりになっていて、
ネオアコや、ヴォーカルものが好きなひとにもぜひおすすめしたい!
昨年リリースのアルバムが好評だったこのひとも参加。
夏からはウィルコとのツアーが始まるとのこと。 いい組み合わせ。


日本中を全身オレンジで、竹馬にのって駆け回ったツアーを終えた発明音楽家ICHI。
もうブライトンに無事帰ったでしょうか。
今回のライヴは観に行けなかったのですが、きっと楽しかっただろうな。
なんと5年振りの新作も、印象的なうたがたっぷり。
どなたかのツイッターでわかったことは、
「2歳の息子(日英ハーフ)が英語をしゃべるので、負けそうで」できたのが、
この「HIPPO+47」だったこと!



ツアーといえば。
最後は来日ツアー・カセットです。

テキサス州オースチンから3人組ポスト・パンク・バンド、Spray Paintが来日します!

去年ゴナー・フェストにて実際にライヴを観てきた、Episode SoundsのBISCO氏が
自ら招聘し、日本各地のパンク・バンドがライヴをサポートします。
音源の流通が国内にあまりないので、今回編集盤カセットがリリースされました。
不安定に揺れ動く2本のギターと、たたみかけるドラム、
最近は同じくGoner Festにも参加した女子4人組Notsをはじめ、
こういうサウンドのバンドがいい動きをみせているので、生で観るにはいいチャンス!
ベースレスのトリオ、ということで、多くのギター好きロック・ファンにもおすすめ。



もちろん中古レコード、CD、本も続々入荷中!
お店はこちらから→ CLASSICS RECORDS




2015-05-04

最近のオレ 終わらない歌

どこで間違ったのかな?
そもそも正解なんてあんのかな?

こんにちは。オレです。
何か機会があるたびにこりゃブログ書かにゃ〜と
思いPCに向かうも結果はご存知の通り。
まあ。誰かが待っていたり締め切りが有る訳ではないので
でもそれがキモでもありますが。

今更ではございますが
『CLASSICS RECORDS』なんて言うweb shopのお手伝いをしております。
買い付けたLPやCDを皆様に「こんなんどうよ?」と推薦もしくは共感頂く
って事にめいっぱい力をそそいでおります。

そもそもなんでレコード屋なのか
「それ以外したくない」「それ以外出来ない」等
高校時代にぼんやり思い描いてしまいました。

「使うのも使われるのも苦手」じゃあ自分でやるしかない。
ずーっと心のどこかに大切にしまって来た思いです。

当時仲間と名盤って奴を聴こうって貸しレコードやから
ツェッペリンとかサージェントペパースとか借りて来てさ
でも正直まったくピンとこなくて・・・
そんな時現れたのが

ザ・ブルーハーツ。

メジャーデビュー以前
噂が噂を呼びダビングのダビングのライブテープが出回り
どれだけ興奮したか。

初めて生でみたのも
87年ドブネズミ・ツアー
その時買ったパンフレットは未だにいつでも手に取れる場所に。

『ザ・ブルーハーツの「終わらないツアー」は今のところ「ドブネズミ・ツアー」と
呼ばれている』

ディランじゃんかよ。

おれのツアーも絶賛継続中です。






(H)




2015-03-25

記念の駄文


(さすがに時代を感じさせられてつらいね!)


わたしが29のときは、熊本に住んでいた。
20代は販売の仕事をずっと続けてきたので、夜も遅いし、いそがしいしで、
「そうか、最後の1年くらいは、家のことをもうちょっとやりたいな」
なんて、やはりどこかで区切りをつけたくなり、意を決して退職。
最初のうちは、パンを焼いたり、裁縫したり、
今までやりたくてもやれなかったことを、順番にやってそれなりに充実していた。
ふつう、結婚5年にもなって、仕事をやすんだ、となると
そろそろ子どもでもできるんじゃないか、ってみんなおもっていたのかもしれないけど、
わたしがはらんだのは子どもではなくて、
「うつ」という、あたらしい自分だった。
忘れもしない、ちょうど10年前の、30歳の誕生日、
首をしめられて死にそうな痛みを感じ、病院で生まれてはじめて点滴をうけていた。
誕生日に、こんなことになるなんてひどいよ。
入院したほうがいい、と先生が大きな病院に連絡してくれたけど、
田んぼのなかの一本道を、自転車をひっぱって、のろのろ家に帰ったっけ。

だから、きょう、こうやって家にいて、まあまあ元気でいられて、本当によかった。

あれからの10年間は、「闘病」というより「学病」。
目に見える病ではないぶん、自分自身とのはなしあい、折りあい、認めあい、
そして確かめあいの作業の連続だった。
自分を責めて、傷つけ、いっぱい泣いて、そしてなぐさめ、許した。
自分を大切にする方法を、病気からたくさんたくさん、学んだ。
つらかったけど、なんて濃厚な10年だったろうとおもう。

この1年は、結婚してからいちばん、夫と一緒に過ごす時間が多かった気がする。
わたしのからだのことを考えて、今年転勤族を卒業したのだが、
次の仕事がなかなか決まらず、ばかみたいにずっと、2人でいた。
今までは忙しくて、あんまり家にいることがなかったひとなので、
まるで埋め合わせしているか、定年後の練習をしてるみたいな毎日だった。
いっぱいしゃべって、飲んで笑って、ときどき2人で泣いた日もあったっけな。

これからの10年は。
おじさんおばさん、2人でつつましく、楽しく暮らしていけますように。
やっと始められたお店を、一日でも長くつづけられますように。
感謝の気持ちを忘れずに、まあまあ元気に、年を取れたらいいなあ、とおもう。
みなさん、いつも本当本当に、ありがとうございます。

















2015-02-20

最近のオレ ~新米営業Days~

 無事に某出版社様での営業マンとしてのお仕事がスタートして
三週間ほど経ちました。

今までとは真逆のお仕事で
正直戸惑う事が沢山ありますが
最近やっと地に足がついて来た感じがします。

お伺いする店舗やご担当者様によっては
かなり辛辣な扱いを受け
それこそ最近お世話になっている理髪店の待ち時間に読む
「サラリーマン金太郎」を地で行けば
『人として言わせてもらうぜー!』的な場面も無くはありませんが
今までの経験もあるので
「まあ、そうだよなー」と思わざるを得ない場面も多々。

そういえば自分も
書店員時代「なんで今くるんだよ!」「さっさ注文書置いて帰れよ!」とか
思ったものです。
まぁ当然の酬いですよね。

しかし今この仕事が出来ている事がいかに幸せな事かは
十分にわかっているつもりです。

正直、書籍や音楽を扱う方達は特殊な性格の方達が
大勢いらっしゃいます。

しかし

本、ないし音楽(ソフト、アーティスト)を介してのおつきあいになりますと
言葉は悪いですが、ぎりぎり成立するの(我慢できるの)です。

しかし

辛辣な態度の担当者様や店長様をみると
悲しくなります
自分達で
文化の首をしめているようで。

今まで受けたルサンチマンなんて
この際「御破算」でお願いしたいと思います!

(H)

2015-01-24

『満月の夕』〜震災が紡いだ歌の20年〜

我が家にはテレビがありません。
ちょっと言い訳っぽいけれど、本当の話。
そして家族二人にとっては良い事ばかりでありますが
たまに、とても観たい放送や、観なければいけない内容の放送
リアルタイムでふれた方がよい放送があるのも否定いたしません。
今回はそんな話です。

切っ掛けは毎週日曜日の夜にお引っ越しした
ピーター・バラカン氏のラジオ番組。
バラカン氏の番組にしては、珍しく自分の大好きな日本のバンドの 曲が流れました。 それは「満月の夕」という曲で、演奏しているバンドはヒート・ウエイブ。 以前からこの曲は、ことあるごとにオン・エアされては来ましたが
ヒート・ウエイブと比べると三線など民謡風のアレンジでバラカン氏の好みにより近いと思われる ソウル・フラワー・ユニオンの方の「満月の夕」でした。
ところが、阪神淡路の大震災から20年という節目を迎えた先日の放送時
熱心なリスナーの方からの(その方のCDを同封するという)リクエストにより
ついにヒート・ウエイブの演奏する「満月の夕」がオン・エアされる事に。

その時のTwitter等での反応をみると「ソウル・フラワーの演奏では無いのか?」
「(今まで知らなかったけど)意外といいね」など古くからのヒート・ウエイブのファンには
思わず「ちょっと待ってくださいよ!!」とツッコミをいれたくなる
内容がチラホラ・・・。
たまらず、ヒート・ウエイブそして山口 洋氏について
「もう少し評価して欲しい」という内容のツイートをしたところ
なんとソウル・フラワー公式様から(メンバーの方かスタッフの方かわかりませんが)NHKで放送された、番組を添付してくださった上で返信をくださいました。

『思いっきりヒロシにもスポットが当たってます。いい番組でしたよ。』という
メッセージと共に。

20年前、当時入れ込んでいたバンドのひとつが彼ら、ヒート・ウエイブでした。
特に初期のアルバムでは、たとえば「天井」や「36.5C」「小さき人よ」等々
およそロックにはあまり適していなそうな、しかし自分達が日常的に使用している
言葉やテーマを題材にしていた事、そしてバンドの中心人物である
山口氏の才能そしてセンス、なによりも人柄に魅せられていたものです。
そんな彼のバック・ボーンは、歌唱法はルー・リード、チューニングはジョニ・ミッチェル。その他にもルー・リード・チルドレンであるウォーター・ボーイズのマイク・スコット、ジャズ・ブッチャーの様なひねくれたPOPセンスも見え隠れ。
一見とっ散らかった、かのように思えるサウンドも
パンクやストレートなロック、英国産のインディー・ロックを代わる代わる
つまみ食いしていた自分の様な駆け出しのロック・ファンには逆に「ストライク」なサウンドでした。

山口氏とソウル・フラワーの中川 敬氏が、進行を深めていたのも
ファンにとっては、素直に嬉しい事でした。
そんなふたりが共作した名曲「満月の夕」でしたが
(ある意味、震災という、必然的ともいえる出来事があり)中川氏のフライングにより
完成そして発表されたことは、番組ではじめてしりました。
そしてその時の山口氏の心境、その後その曲を(ある意味)自分のものに
出来るようになるまでの言葉、思い(それにより名曲「満月の夕」は2ヴァージョン生まれる事に)。

自分は暮らしていたボロアパートの一室で神戸の状況を
テレビから離れられないまま、見守って(というよりはなす術も無く)凝視していた
記憶があります。
番組内で語られていた山口氏の震災にたいする
『あの時の日本人は「実際行動した人」と「心を痛めながらもテレビを見る事しかできなかった人」の二種類だと思う』『自分はどちらかと言うと後者』という
言葉には共感せずにはいられませんでした。

それは、どちらのバンドの演奏が良いとか
なんだか気にしていてもしょうがないとは、思っていたはずなのに。
当事者の方々の気持ちや状況をないがしろにしていたのは
自分なんだろうなと、番組内で取材されていた方々の話を聞き
ちょっと反省。

言葉にしてしまう事がいかに陳腐(難しい)か。

『言葉にいったいなんの意味がある 乾く冬の夕』

もし未見の方はぜひ。


そして、ソウル・フラワー・ユニオン公式様ありがとうございました!

(H)