2015-06-29

The Small Square / The Small Square


DM3の来日大阪公演に、我らがヴェルヴェット・クラッシュのメンバー、
ポール・チャスティンが来日する、と聞いたときは
「大阪まで観に行こうか!」と話が盛り上がったのですが、資金不足で断念。
結局DM3のライヴにも行けずじまい、なんともさみしい後悔の気分でした。

もうこのアルバムから20年!

そんなとき、今回のポールの来日を実現させた、ゆるマッチョ先生こと
山本徹さんより「ぜひ音源を聴いてみてください!」とご連絡いただきました。
Tommy Keeneとの共演や、2009年のShoesのメンバーとしても来日した、ドラマー、
John Richardsonとポールによるニュー・バンド、The Small Squareのデビュー作です。
これがまた、なんというか、感動してしまって。
もう30年以上のキャリアを持っているにもかかわらず、
それでもなお、あたらしい音楽への飽くなき挑戦を続けている。
どの曲も3分ちょっとの短い曲ばかりですが、
ポールの熟練されたソングライティングのたまものである、
ポップ / ロックの重要な要素のすべてがぎゅぎゅっとつまっていて、
ツボをつかれたように「く〜!」と声が漏れてしまうグッド・メロディの連発なのです!
もちろんヴェル・クラを思わせるギター・ロックもあるけれど、
ミドル・テンポの琴線にふれる美メロは、今までとまったく同じではなく、
また一段、ソングライターとしての階段を上った新しさを感じます。

メンバーの2人のほかに、Johnとの交流が深いBad Fingerのギタリスト、Joey Molland、
Pete Yornやリズ・フェアーのアルバムにも参加するR. Walt Vincent、
元ヴェルヴェット・クラッシュのJeffrey Underhillも共作で参加。
ミックスはパワー・ポップ界の重鎮のひとり、Adam Schumittと豪華ラインナップ。
ヴェルヴェット・クラッシュ活動停止後の長い間をかけて、
ポールが少しずつつくりためた、珠玉の作品であるとともに、
ウワサされている、再活動への大きな第一歩となるにちがいありません。
今のところ日本先行発売ということで、ぜひ歌詞対訳とともに聴いてみてください!



The Small Square、なんとTommy Keeneを引き連れての来日公演決定!!
詳しくは→ The Small Square Japan Tour

お店の商品ページは→ (CD)The Small Square / The Small Square (new)

お店はこちら→ CLASSICS RECORDS

2015-06-23

Warm Soda / Symbolic Dream

Warm Soda / Symbolic Dream LP (new) Castle Face Records 

「痛快」、という言葉は、こういうサウンドに使うんだろうな!
テキサスはオースチン産(最近このエリアにとっても縁がある気がする)
Warm Sodaの3rdアルバムがめちゃくちゃいいんです!
元Bare Wiresのメンバーで中心人物である、「パワー・ポップ界のアル・ヤンコビック」
(ちょびひげが似てるので勝手に命名しました)
Matthew Melton率いる4人組、今作もThee Oh Seesのレーベルからリリース。
大好評だった前作「Young Reckless Heart」から2年振りではあるものの、
今作は今までで最高傑作!といっていいのではないか、とおもうくらいの痛快サウンド。
2回3回通して聴くだけで一緒に歌えてしまう、人懐っこいメロディと、
小気味良くドライヴ感たっぷりのパンキッシュ・サウンドでアルバム1枚突っ走ります。
どの曲も王道のパワーポップながらも、1曲として無駄とおもえる曲なんてなくって、
まるで80年代のラジオでも聴いているかのようなポップ・クオリティの高さ。
今週末、ずっと聴いていたのですが、ぜんぜん飽きないんですよねこれが。
かのリック・メンク氏(Velvet Crush)のFacebookにて絶賛していたほど。
パワー・ポップ・ファンはもちろん、The Strokesあたりが好きなひとにもおすすめ!


いいですねえ〜、なんかバンドやりたくなってきちゃう
お店の商品ページはこちら→ (LP)Warm Soda / Symbolic Dream (new)

お店のトップ・ページはこちら→ CLASSICS RECORDS


2015-06-19

ご予約受付中の新譜について

梅雨の長雨まっただ中、いかがお過ごしでしょうか。
今月末から来月はじめにかけて、いろいろオススメの新譜が入荷します。
ご予約も受けつけていますので、ぜひご連絡くださいね!

Gofishトリオと柴田聡子 10 inch   SD10-002  2015年7月1日発売
「聡子が投げ、Gofishが受ける。Gofishトリオが逃げ、柴田聡子が追いかける」
なんて魅力的なキャッチ・コピー!
Gofishトリオの東京でのライヴで共演したことがきっかけで、
柴田聡子さんが名古屋に行く度に、対バンし、交流を深めた2組のアーティスト。
まるで遠距離恋愛をはぐくむようなその軌跡が、共作というかたちになりました。
個人的にも大ファンな2組の共演は、見事な化学反応をおこしていて、
今まで聴くことのできなかったGofish、そして柴田聡子のうたを聴くことができます。
GofishことNice Viewでも活動するテライショウタ作の「ねがい」、
そして柴田聡子のペンによる「思い出が消えちゃった」「長い歌」収録。
初回特典のCDには、「君の瞳に恋してる」「風の谷のナウシカ」のカヴァーも!
この共演作発売記念にライヴも行われます。くわしくは→ こちら
Gofishトリオは昨年1月以来の関東でのライヴですので、ぜひぜひ生体験を。


Never Young Beach / あまり行かない喫茶店で RHION-10 7 inch  2015年6月26日発売
7月3日発売に変更
朝いつも聴いている、FMラジオから流れてきたのは「どうでもいいけど」。
そういわれると、小さいことが本当にどうでもよくなるなあ!とおもっていたら、
雷音レコードから7インチのリリースのお知らせが来ました。
このゆるゆる海岸系サウンド、猛暑きびしい日本の夏を涼しく、暑く?してくれそう。
A面はアルバム・ヴァージョン、B面は「散歩日和に布団がぱたぱたと」別ヴァージョン。
雷音レコードさんの在庫は終了とのことで、お求めになりたいかたは要予約です!

「Girl In A Band キム・ゴードン自伝」キム・ゴードン著 2015年6月末発売予定
ソニック・ユースのライヴを観たのは確か、2009年、10周年だったサマー・ソニック。
あのとき、誰がソニック・ユースの終焉のことを予想できただろうか...。
バンド結成から当時のニューヨークの音楽シーンとの関わりはもちろん、
幼少期のことや、家族、そしてサーストンとの離婚、バンドの解散について。
性別をこえて「かっこいい」ミュージシャンとして愛されるキムが、
自分の人生について赤裸裸に語る、注目の自伝!
(「ソウル・メイトと信じていた夫の裏切り」って見出しが突き刺さります...)

Dawn/Shipyards / Split 12 inch + CD  DEBAUCH-009 2015年6月27日発売予定
2002年に青森で結成、その後活動停止〜メンバー・チェンジをはさんで上京、
オリジナル・メンバーにて活動を再開した3人組DAWN。
後期DCパンクから影響をうけた、硬派なロック・サウンドがアツイ!
そして2008年八王子にて活動したSuffering From The Caseを前身にし、
アルバムも2枚リリースしメンバーも公認する「日本のスーパーチャンク」SHIPYARDS。
共に3曲ずつ収録した12インチと同内容のCDのスプリットです。
レコ発ライヴもありますよ!詳しくは→ DEBAUCH MOOD

今回、レーベルのDEBAUCH MOODさんから音源を送っていただき、
当店のお店のカラーにぴったりかな、と思い新譜取り扱い決定しました。
どちらもPUNK、そしてUSインディ・ロック・ファンに気に入ってもらえると確信!
まだバンドの名前を知らなかったり、聴いたことがないかたにこそ、ぜひ聴いてもらいたいです。

上記4タイトルのご予約はメールにて承っております。
なお1タイトルお一人様1枚までとさせていただいています。
タイトルとお名前、電話番号をご記入ください。全タイトルの予約メールは→ こちら 

とても小規模に、少人数でウェブ・ショップを運営していますので、
レーベルのかたや、バンドのメンバーのかた(←特に!)から、
直接ご連絡いただけると、こちらもとてもうれしいです。
すべてにお答えすることはできませんが、お店のジャケット並びを見ていただいて、
これは!というかたはぜひご連絡ください。

お店はこちら→ CLASSICS RECORDS







2015-06-13

最近のオレ 6/13

自分が貧乏だってわかったのは小学生のころ。
友達の誕生日パーティー(当時流行っていた)によばれた時のこと

ボクは貧乏の上、世間知らずだった。
彼の誕生日プレゼントを選ぶため近所の文房具屋へ
その文房具屋さんは、それこそジャンプからガンプラまで
当時近所に住んでいた少年達のつどいの場でした。

店内を徘徊すること数十分
緑色のインクのボールペンを見つけ
且つ試し書きをした瞬間の感動。
コレしか無い!と当時1本60円の緑のインクのボールペンを
購入し彼の家に向かいました。

で。その日のパーティーがはじまり
お呼ばれしていた連中がつぎつぎに
プレゼントを手渡しているその様をみた時
自分の準備した物の
いかに、さみしい物か
いかに、恥ずかしい物か
いかに・・・・・

ボールペンは渡せませんでした。(笑)